お寺では正座で話しを聞くの??? 霊園では運営会社などのテーブルでお話を聞くことが一般的ですが、お寺では和室で住職からお墓の説明を受ける場合がほとんどです。その際、住職が正座しているのを見て、自分も足を崩してはいけないと感じ、無理に正座を続けて足がしびれてしまう方も多いです。しびれを我慢するうちに、肝心なお墓の話が頭に入らなくなったり、早く終わらせようとして質問を控えてしまう方もいるようです。 住職は決して怖い存在ではありません。男性・女性問わず「足を崩してよろしいでしょうか」と一声かけて、早めに足を崩して話に集中することをおすすめします。住職は快く受け入れてくれますし、住職の方から「どうぞ、足を崩してください」と声をかけてくださる場合もあります。最近では、新潟のお寺でもテーブルや座椅子が用意されているところが増えてきているようです。これらの設備がある場合は、遠慮せずに利用させていただくとよいでしょう。 ちなみに、お坊さんが正座していても足がしびれないのは、修行による慣れや工夫によるものです。体重のかけ方を調整したり、体勢を工夫することでしびれを防いでいます。また、どのくらいの時間で話が終わるかを把握しているため、無理をせずに対応できるのです。正座による足のしびれは体重にも関係しており、体重が重い方ほど早くしびれを感じやすくなります。お寺での話しを聞く際は、リラックスして話に集中できるようにしましょう。