樹木葬とは?実は決まった形がない“自然葬”の新しいかたち
当サイトでも、一般的な「樹木葬」についての記事を掲載していますし、今では新聞やテレビなどでも「樹木葬」という言葉を目にする機会が増えました。多くの方が、「樹木葬=桜の木の下に納骨するお墓」というイメージをお持ちかもしれません。
しかし実際には、「樹木葬」には明確な決まりや形式があるわけではありません。少々乱暴な言い方かもしれませんが、そのお寺や霊園が「樹木葬」として案内していれば、それは「樹木葬」と言えるのです。
樹木葬の多様なスタイル、桜の木の下だけが「樹木葬」ではない
一般的には、桜やハナミズキ、モミジなどのシンボルツリーのもとに納骨される「樹木葬」を思い浮かべる方が多いでしょう。
ですが、最近では新しいタイプの樹木葬も増えてきています。たとえば…
- 樹木の代わりに、芝生の下に納骨するスタイル
- 樹木の代わりに、木の絵が彫刻された石碑(モニュメント)の下に納骨するタイプ
- 花壇のみが設けられ、樹木自体が植えられていないタイプ
実際に新潟県内でも、こうした多様なスタイルの「樹木葬」が存在しています。つまり、「樹木葬」と一言でいっても、その形は寺院や霊園によって本当にさまざまです。
樹木葬の選び方|見学・植栽・管理状態をしっかりチェック
「どれが正しい樹木葬か?」ということに正解・不正解はありません。大切なのは、自分の希望や価値観に合った樹木葬を選ぶことです。
選ぶ際のポイントとしては、まずその場所に植えられている木や花の種類が、自分や家族の好きな植物かどうかを確認すること。樹木葬は永く寄り添うお墓ですから、好きな花や木の下で眠れることはとても大切です。
また、パンフレットや写真だけで判断せず、実際に現地を見学することを強くおすすめします。
現地では次のような点をチェックしてみましょう。
- 植栽がきちんと手入れされ、枯れていないか
- 墓域全体が清潔で、管理が行き届いているか
お墓は、長い年月にわたって供養される大切な場所です。だからこそ、植物や環境がきちんと保たれている樹木葬を選ぶことが大切です。
納骨人数と供養期間の確認も忘れずに
もう一つ重要なポイントは、何名まで納骨できるか、そしてどのくらいの期間納骨してもらえるかです。
たとえば、花壇型の樹木葬では、その高さや構造によって納骨できる人数が異なります。一般的には、1メートル前後の花壇型で3~4名の納骨が可能とされています。
また、永代供養付きの樹木葬では、最後の方が納骨された後、一定の期間が過ぎると合同墓(合葬墓)に改葬されるケースが多く見られます。
多くの場合、最終納骨者の13回忌後や33回忌後を目安に合同墓へ移される仕組みです。契約前に「いつまで納骨されるのか」「その後どのように供養されるのか」をしっかり確認しておくことが、安心につながります。
「樹木葬」は“自分らしいお墓”を選べる時代に
樹木葬は、「自然とともに眠る」という想いから生まれた、比較的新しいお墓のかたちです。
「どの樹木葬を選ぶか」は、人それぞれ。
大切なのは、自分や家族が心から納得できる場所を選ぶことです。新潟にも多くの寺院や霊園で多様な樹木葬が用意されています。ぜひ実際に訪れ、見て、感じて、自分らしいお墓を見つけてください。


