合同墓(合葬墓)の納骨方法にご注意を

豆知識

合同墓(合葬墓)への納骨方法は、お寺や霊園によって違うので、しっかり確認するようにしましょう。

比較的多い納骨方法(一般的に合祀と呼ばれています)
この方法では、故人の遺骨を骨壺から取り出し、合同墓の中に直接納骨します。その後、別の方の遺骨も同じスペースに納骨され、Aさん、Bさん、Cさんといった形で、複数の方の遺骨が一緒に納められる形態です。他の方と遺骨が混ざりますので、一度納骨すると、後で遺骨を取り出すことはできませんので、注意が必要です。

骨壺や骨袋のまま納骨する方法
この方法では、遺骨を骨壺から取り出さず、そのままの状態で合同墓に納骨します。また、施設によっては骨壺から出し、骨袋に納めて納骨する場合もあります。この方法では、他の方と遺骨が混ざらないため、後から遺骨を取り出し、別のお墓へ改葬することも可能です。

彫刻や銘板の設置について

合同墓には、自分の名前を彫刻できるスペースや、銘板を設置できる場所がある場合が多いです。ただし、彫刻や銘板の設置は任意であり、ご希望されない方もいらっしゃいます。

このように、納骨方法や供養の形態や供養の回数など、詳細は施設ごとに異なりますので、事前に確認し、ご自身やご家族にとって最適な方法を選択することをおすすめします。

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