お寺では正座で話しを聞くの???

豆知識

お寺での納骨やお墓の説明を受けるときの正座マナーと注意点

霊園では運営会社のスタッフとテーブルを挟んで話を聞くのが一般的ですが、お寺では、畳の和室で住職から直接説明を受けることが多いです。
その際、住職が正座をしている姿を見ると、「自分も足を崩してはいけないのでは」と感じ、無理に正座を続けてしまう方も多いようです。


無理に正座を続けると集中できないことも

正座を長時間続けると、足がしびれて痛みを感じることがあります。実際、しびれを我慢して話を聞いているうちに、肝心な説明が頭に入らなくなったり、「早く終わらせたい」と感じて質問を控えてしまう方もいます。
せっかく大切なお墓や供養の話を聞く機会なのに、集中できないのは非常にもったいないことです。


「足を崩してよろしいでしょうか」と一言伝えるのがマナー

お寺での説明中に足がしびれてきたら、「足を崩してよろしいでしょうか」と一言声をかけてから足を崩すのが丁寧な対応です。
多くの住職は快く受け入れてくださいますし、住職の方から先に「どうぞ足を崩してください」と声をかけてくれることもあります。

住職は決して怖い存在ではありません。大切なのは、お互いに気持ちよく話ができる環境をつくることです。無理をせず、リラックスして話を聞くことが、最も良いマナーだといえるでしょう。


最近はテーブル・座椅子を導入するお寺も増加中

最近では、新潟をはじめ全国のお寺でも、テーブル席や座椅子を備えた和室が増えています。特に年配の方や、膝・腰に不安のある方でも安心してお話を聞けるように配慮されています。
このような設備がある場合は、遠慮せずに座椅子を使い、体への負担を減らして話に集中することをおすすめします。

お寺によっては、バリアフリー対応のお部屋や、イス席の本堂で説明を行うところもあります。見学予約の際に「テーブル席はありますか?」と確認しておくと安心です。


お坊さんが足をしびれずに正座できる理由

「どうしてお坊さんは長時間正座しても平気なの?」と感じたことがある方もいるでしょう。
実は、お坊さんが正座していてもしびれないのは、修行や日常の慣れ、体の使い方の工夫によるものです。
たとえば、体重のかけ方を調整したり、足の位置をわずかに動かすなどして、血流を妨げないようにしています。また、どのくらいの時間で話が終わるかを事前に把握しているため、無理をせずに対応できるのです。

ちなみに、正座による足のしびれは体重にも関係しており、体重が重い方ほど早くしびれを感じやすくなります。無理に我慢する必要はありません。

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